「イラストレーターにお仕事を頼んでみたい」
そう思っても、依頼をしたことが無いと、どのように仕事が進んでいくのか不安ですよね。
今回は、gooddo様とのやり取りを通して、どのようにイラスト画像の作成を進めていたかをまとめました。
gooddo様(@gooddo_jp)には、X(旧Twitter)のポスト用イラスト画像を、2021年2月から2023年6月までご依頼いただきました。
これから、イラストのご依頼を考えている方の参考になればうれしいです。
gooddo様のこれまでのイラストは、下記リンクからご覧くださいませ。
ご依頼から納品、お振込みまでの流れ
最初にご依頼いただいてから、日々の画像納品までは、以下のような流れです。
- STEP1お打ち合わせにてイラストの目的とサイズなどの納品形式を決定
gooddo様は防災についてポストされていました。そのポストを「見る人にわかりやすくしたい」という目的でイラストが欲しいとのことでした。
イラストの作成方法として以下3点をご提案し、
- 文字とイラスト全てを手描き
- イラストのみ手描き
- フリー素材のイラスト
「2.イラストのみ手描き」に決定。
- サイズは「1600px × 900px」(Xのポストに最適)
- データ形式「PNG形式」(イラスト画像として最適)
- カラーはロゴマークの色を参考に(gooddo様のイメージを壊さないよう)
と、細かい部分もお打ち合わせしていきました。
最初のお打ち合わせをしっかりしておくと、その後の互いの流れがスムーズになります。
同時にお見積りとスケジュールもご提案し、ご承諾いただきました。
- STEP2日々の連絡方法
当初はEメール。その後Chatworkにて、日々のお打ち合わせと納品などを行いました。
基本的にはラフ作成と清書作成ともに、5営業日いただきました。
- STEP3ラフ画を作成する
ポスト文をいただき、その文章に沿ったイラストのラフ画を、視点を変えた2点を作成しご提案します。
簡単にどこに視点を置いたイラストなのかの説明も添えました。(ポストの文章はお客様で作成されていました)
- STEP4ラフ画の確認と清書の決定
ご提案したラフ画を確認していただき、清書するイラストをセレクトしていただきます。
なぜこちらがいいのかの一言を添えていただけたのは、励みとその後の取組みやすさにつながりうれしかったです。修正は初期のころだけで、ほぼありませんでした。
たまに、ラフ画セレクトの際にそえられる「もう少しこうして欲しい」のご指示にはそのまま従い、描き起こしておりました。(根本からイラストが変わるようなご指示はありませんでした)
- STEP5清書の納品
決定したラフ画をAdobe Illustratorを使い清書して納品し、そのポストは完成です。
Xへの投稿は、お客様ご自身で行われており、わたしの作業は画像をお渡しするところまででした。月の納品数はバラバラですが、4点~6点が互いにほどよいペースで納められていたように思います。
月末にまとめて請求書を作成させていただき、翌月末にお振込みいただきました。
著作権と使用用途について
画像の著作権は譲渡しておらず、使用用途もXへのポストのみのお約束でした。
キャラクターについて
ポストのテーマが「防災」についてでしたので、多くの人に自分のことのように思ってもらいたいと考えました。そこで老若男女がはっきりしないような人物画を、提案させていただきました。
「オリジナルキャラクターを」とご依頼されていませんが、描き続けることでなんとなくオリジナルキャラクターのような子ができあがりました。
まとめ
今回は、gooddo様とのお取引についてまとめさせていただきました。
機密事項もございますので、全て明かすことはできませんでしたが、今後イラストのご依頼を考えている方には参考になったのではないでしょうか。
ただし、お客様のご依頼内容や状況に応じて、ご対応は変化いたします。まずはお打ち合わせでしっかりとヒアリングさせていただきたいと思います。
イラスト作成のご相談は以下の「お問い合わせ」から、お気軽にご連絡ください。